コーチならではの3つの観点
1.説得ではない動かし方がある
何度説明しても、教えても、部下が思うように動いてくれない、チームがうまくついてきてくれない。
伝え方や教え方が悪いのではないか、と考えていませんか?
動いてくれないのは、方法そのものが問題なのではなく、そもそも心に届いていないから。
その部下の方は頭では理解できていても、やってみようという気になっていないのです。
ご自身の相手へのスタンス(あり方)と視点が変わると、あなたの言葉は相手の心に届きます。
心に届くと人は動こうとし始めます。
部下が自然に動いてくれる状態を生み出すことができるのです。
2.個々が本来もっている力を使う
異文化での部下育成、自分と違うタイプの部下の育成は難しいと感じていませんか?
上司としては、部下のできないところや、さらなるスキルを身に着けさせることに目がいきがちですが、
実はこれだけでは、相手の成長が加速するとは限りません。
どんな人にも本来それぞれ異なる資質があります。
自分自身が自分ならではの資質を活かしたときに最も成果が出しやすいように、
相手にとっても相手の資質を活かせるよう関われば、まだまだ成長の可能性は見えてくるのです。
既にある力を活かすように関わると、相手はやる気を出し、成長自体が楽しいというマインドセットが生まれていくのです。
3.知識習得にとどまらず、体験して使いこなせるようになる
うまくいかないのは知識が足りないからだと思っていませんか?
でもちょっと考えてみてください。
本を読んだ後、セミナーに出た後、現状は変化していますか?
知っているだけはスキルを学んだとは言えません。
現場に応用できて初めて習得したといえるのです。
そのためには、体験することが欠かせません。
実際にやってみて、体験することを繰り返していくことで、スキルは少しづつものになっていくのです。
その時に重要なのは、振り返りの仕方。
できたかどうか採点して悪かった点を振りかえるだけでは習得には繋がりません。
まずはできたところを自分で褒める。そしてあと少し何を変えればもっとうまく行くか、アイデア出しをしてみる。
否定ではなく、できる楽しさを高めていきます。
そしてたくさんのトライをしながら、少しづつ実際に使えるようになっていき、あなたの現状は変化していくのです。
アプローチの効果
弊社では、研修における講師の参加者に対するアプローチも、お伝えする内容としてのアプローチとしても、上記のアプローチを用いています。この、教えるのではなく、引き出すアプローチは、継続的なモチベーションアップ・成長の観点から、非常に効率的なアプローチです。
心を動かす(引き出す)アプローチは、指示型(教える)アプローチに比べスタートアップには時間を要しますが、一旦動き始めるとその効果は指示型アプローチをしのぎ、持続可能な成長を可能とします。
一見、面倒で時間がかかりそうなアプローチに思われがちですが、根本的変容を促すには適したアプローチです。
<マネジメントにおけるアプローチの違いとモチベーションの関係イメージ>
トレーニングの種類
弊社はソフトスキルのトレーニングに特化しています。
リーダーシップやコーチングといった、答えが一つではないスキルは、ソフトスキルに分類されます。
ハードスキルと異なり、与えられた正解がなく、自分なりの応用の仕方を自分でみつける必要があるため、
習得には時間を要しますが、本質的な成長には欠かせないスキルといえます。
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